AIサービスロボット「Lanky Porter」、温浴施設「極楽湯」で導入

AIサービスロボット「Lanky Porter」、温浴施設「極楽湯」で導入

株式会社 極楽湯について

極楽湯は、「極楽湯」や「RAKU SPA」のブランドを国内外で展開する、温浴施設運営のリーディングカンパニーです。日本伝統の風呂文化を継承しながら、単なる入浴施設に留まらない「癒やしと楽しさの提供」を追求しています。

同社の最大の特徴は、人気アニメや話題のYouTuber、ゲーム等との大規模なコラボレーション企画です。作品の世界観を表現したコラボ風呂や限定メニュー、描き下ろしグッズの販売などを通じて、従来の層だけでなく若年層やファミリー層へも温浴の魅力を発信して、SNSでも高い拡散力を誇ります。

グループとして店舗運営を多角的に手掛け、温浴を基軸とした次世代のエンターテインメント空間を創造しています。

オフィシャルHP https://www.gokurakuyu.ne.jp/

RAKU SPA Station 府中(KEYAKI dining楽)

座席数:40席

スタッフ数:平日3-4名、土日祝8名

Lanky Porterの具体的な活用方法を教えてください。

RAKU SPA Station 府中店長:千嶋 様

メインの活用方法としては、スタッフの代わりにLanky Porterが配膳業務を行っています。ドリンクや汁物などこぼれやすい料理は人が運んでいる店舗もありますが、府中店では配膳するメニューに縛りはなく、ドリンクを含む全メニューをLanky Porterで運んでいます。

また、一度に複数のテーブルに料理を届ける際には「複数配送」機能を活用し、効率的な配膳を実現しています。お客様にも「配膳ロボット」という特別なものではなく、人が配膳するのと同じように自然に受け入れていただいている印象です。

Lanky Porterの導入効果を教えてください。

RAKU SPA Station 府中店長:千嶋 様

平日の昼間は、ホールスタッフ2名体制となっています。ピーク時にはLanky Porterが0.5人分から一人分の戦力となっており、実際に人件費の抑制や効率化につながっていると感じています。

府中店はオープニングから長く働いているスタッフが多く、積極的にLanky Porterを使おうという意識が根付いています。そのため、特にLanky Porterのマニュアルを設けている訳ではなく、新しく入ったスタッフには口頭で使い方を教えています。Lanky Porterの操作はシンプルでわかりやすいため、基本的な使い方であればすぐに習得できるのも魅力ですね。

極楽湯 芹が谷店

座席数:45席

スタッフ数:平日3-4名、土日祝8名

Lanky Porterの具体的な活用方法を教えてください。

極楽湯 芹が谷店:池田 様

 基本的に全メニューの運搬にLanky Porterを活用しており、特に夜間はドリンクの注文が増えるため非常に役立っています。芹が谷店は極楽湯の中でも売上が大きい店舗で、平日のピーク時はホールスタッフ5〜6名、休日は7〜8名が稼働しており、そこにLanky Porterを加えた体制で運営しています。

 また朝食タイムにあたる午前8~9時は、スタッフ1名とLanky Porterによる2名体制で営業しています。この時間帯、スタッフは仕込み・調理・配膳を一人でこなすワンオペレーションとなるため、Lanky Porterに配膳業務を任せることで、スタッフの負担軽減につながっています。

芹が谷店でLanky Porterを上手く活用できているポイントを教えてください。

極楽湯 芹が谷店:池田 様

導入のタイミングが一番の要因だと思います。新型コロナウイルスの影響で店舗を一時閉鎖し、アルバイトの人数も限られていた状況下でLanky Porterを導入したため、店舗運営のオペレーションの一部として、スムーズに組み込むことができました。

操作方法についても、特別なマニュアルや研修は設けていません。新しく入ったスタッフには、既存スタッフが実務の中で口頭で説明していますが、問題なく習得できています。こうした定着のしやすさは、Lanky Porterのシンプルでわかりやすい操作性によるものだと感じています。

Lanky Porterの導入効果を教えてください。

極楽湯 芹が谷店:池田 様

人の手で運べる量には限りがあるため、以前はスタッフがキッチンとホールを何度も往復する必要がありました。Lanky Porterを導入したことで、軽食やドリンクを一度にまとめて運搬できるようになり、大きな効果を感じています。

また、極楽湯オリジナルのドリンク「リポスパ」のプロモーションにも活用しています。店内が落ち着いている時間帯には、巡行モードで店内を回りながらお客様に商品を案内したり、イベントや販促時にはLanky Porterを装飾してPRに活用したりしています。

当店はお子様からご年配の方まで幅広い層のお客様にご利用いただいていますが、違和感なく受け入れていただいています。時には「Lanky Porterで料理を運んで欲しい」という嬉しいお声をいただくこともあり、当店のLanky Porterには親しみを込めて「ごくまる」という名前をつけて日々活躍してもらっています。

株式会社 極楽湯 本社

貴社ではLanky Porterの導入以前からロボットを活用されていたと伺いました。どのような経緯で導入されたのですか?

営業部 飲食課:小出 様

最初にロボットを導入したのは鶴見店だったのですが、背景にあったのはやはり「効率化」です。レストランのホールスタッフが足りておらず、人手が十分とは言えない状況が続いていました。

配膳業務の一部をロボットに任せることで、全体のオペレ-ションを改善していこうと考えたのが導入のきっかけです。

営業部長:東 様

その後、他の店舗にもロボットを展開させていこうとなったときに、Lanky Porter含めた複数のロボットを比較検討しました。価格面はもちろん、使い勝手など総合的に考えてLanky Porterの導入を進めていくことになりました。

その後、どのような基準で導入店舗を増やしていったのでしょうか?

営業部長:東 様

基本的には全店導入を視野に入れて進めていたのですが、実際には店舗のレイアウトや環境面で、同じ形で導入できる店舗ばかりではありませんでした。

それらをどのように解決していくかをキングソフトの営業担当の方と整理していきながら、各店舗に合った運用を模索し、導入できる店舗から順次展開していきました。畳の上でも走行できるとは想定していなかったため、非常に驚きました。

今回はLanky Porterの稼働率が高い店舗にもインタビューさせていただきましたが、稼働率の高さにはどのような理由があるのでしょうか?

営業部 飲食課 課長代理:秋葉 様

府中店はオープン当初からLanky Porterを活用しているため、スタッフにとって「ロボットを使うことが当たり前」になっていることが大きいと思います。

加えて、パントリーの構造もLanky Porterとの相性が良いですね。他店舗だと完成した料理をホール側のロボットまで持っていく必要があるのですが、府中店はキッチンからそのまま料理をLanky Porterへ載せて配膳できるので、動線が非常にスムーズなんです。ロボット自体の性能はもちろんですが、レイアウトやオペレーションとの相性も稼働率には大きく影響すると感じています。

今後キングソフトやLanky Porterに期待することはありますか?

営業部長:東 様

人員の入れ替わりもある中で、思うように稼働率が上がらない店舗があるのも事実です。当社がLanky Porterを活用しきれていない部分もあると思うので、導入して終わりではなく、継続的に稼働率を上げていくための施策やレクチャーを一緒に進めてもらえると大変ありがたいですね。

営業部 飲食課 課長代理:秋葉 様

Lanky Porterは配膳ロボットとしてはもちろん、それだけではない機能や魅力があると考えています。例えばクリスマスにはLanky Porterでクリスマスソングを流したことがあり、お子様からご年配の方まで幅広く喜んでいただきました。

今後は配膳だけではなく、「おもてなし」や「エンターテインメント」の要素も含めて活用していけたら理想ですね。そうした面でもさらに活用の可能性が広がっていくことを期待しています。

※本記事の内容は2026年7月時点のものです。