配膳ロボット導入の課題『誤配送、誤受け取り』へのLanky Porterの対策

配膳ロボット導入の課題『誤配送、誤受け取り』へのLanky Porterの対策

飲食店事業者様からよく上がる懸念点の1つとして『ロボットが配膳を行う場合にお客様のもとでお料理の取り間違いが発生してしまわないかどうか』というお声があります。

今回は飲食店での配膳ロボット導入の懸念になり得る、お料理のお取り間違いをテーマに当社のLanky Porterの場合、どのような対策が可能なのかといった点をご紹介したいと思います。

大きなディスプレイを使ってお客様が受け取るトレイ位置を表示することができる

他社のロボットと私たちのLanky Porterの最大の違いの1つとして、頭部に大きなディスプレイが搭載されていることが挙げられます。ディスプレイは様々なシーンで活用が可能で、タッチパネルで操作したり、任意の画像や動画を投影しながら稼働させたりすることができます。

テーブル到着時にはそのお客様が注文したお料理が配置されているトレイがどの段のトレイなのかを表示することができるため、視覚を通してお客様のお料理の受け取り間違いを防止するように設計されています。

任意の文言にカスタマイズできる音声テキストで受け取るトレイ位置を案内することができる

また、ディスプレイ表示と併せて音声案内を行うことで受け取り間違いを防止することができます。Lanky Porterはクラウド上の管理サイトより、移動時やテーブル到着時など、各シーンにおいて任意の文言を設定できるようになっています。そのため、お客様のテーブルにロボットが到着した際に『ディスプレイ表示をご確認の上、○○段目にあるお料理をお受け取りください。』といった文言を設定しておくことで、よりお客様のお料理の取り間違いのリスクを低減することが可能です。

このようにLanky Porterは飲食店舗とお客様の両方のための使いやすさを追求し、便利にご利用頂くための機能を搭載しています。

運用のご相談も承っております

上記のようなロボットの機能面による受け取り間違い防止に加え、私たちキングソフトでは運用面でのサポートもしています。

例えば、ロボットからお料理を受け取る際の注意点を記載した卓上POPを作成したり、ロボットの頭部に張り付けるようなPOPを作成したりなど、ロボットの機能の範疇に留まらず、運用面でも可能な限りサポートいたします。

そして運用面でのサポートは、もちろんお料理の受け取り間違いに対してだけではありません。配膳ロボット活用に関する課題は各店舗ごとに異なります。それぞれの店舗が抱える課題に対して、私たちはご利用者様と一緒になって、より効果的なご活用を実現するべく最大限サポートさせて頂きます。